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カラー・色彩のデザインパワー

さぁ!いよいよ最後のステップ「カラー」・「色彩」です。
Step-1,2 と順番に読んできてくださった方は、このページに来たとき 「おやっ」
思いませんでしたか?

そうです。左のベース部分の色彩が「グレー」から「赤色 / 黒色」に変わりました。
このように「カラー」・「色彩」には、ぱっと見の第一印象を がらりと変える  
事ができる を持っています。
 
ある就職活動の面接官に行った調査では、「一度ついた第一印象での評価は変わらない」
とする回答が約6割にものぼっています。
 
つまり、一度ついてしまった第一印象は、その後 継続して 対象物の評価に影響する。
ということです。
 
この力を理解し、上手に使うことができれば、デザインに限らずいろいろなことに使えます。
・思わず手に取ってしまうパッケージ。
・食欲のわくレストランの壁紙。
・痩せて見えるワンピース。
 
これら全てに「カラー」・「色彩」が関わっているのです!
(知らずうちにというのも「色彩」の効用ですね)
そこまでピンポイントな目的が無くとも、「カラー」・「色彩」の表現する「イメージ」
の影響には大きなものがあります。
 
たとえば、Step-2 フォント で出てきたタイトルですが、「和」のイメージにするとどうなるか?
 
  そうです。左のベース部分の色彩が「白い色」から「赤い色」に変わりました。 このように「カラー」・「色彩」には、ぱっと見の第一印象を がらりと変える事ができる力を持っています。   ある就職活動の面接官に行った調査では、「一度ついた第一印象での評価は変わらない」 とする回答が約6割にものぼっています。 つまり、一度ついてしまった第一印象は、その後継続して対象物の評価に影響する。 ということです。   この力を理解し、上手に使うことができれば、デザインに限らずいろいろなことに使えます。 ・思わず手に取ってしまうパッケージ。 ・食欲のわくレストランの壁紙。 ・痩せて見えるワンピース。   これら全てに「カラー」・「色彩」が関わっているのです! (知らずうちにというのも「色彩」の効用ですね) そこまでピンポイントな目的が無くとも、「カラー」・「色彩」の表現する「イメージ」 の影響には大きなものがあります。   たとえば、Step-2 で出てきたタイトルですが、「和」のイメージにするとどうなるか?   和のイメージ   より和のイメージ   さぁ、あなたはどちらの「カラー」・「色彩」から「和」を感じるでしょう?   たいていの方は下の色彩を選ぶのではないでしょうか? (上のタイトルも、紅白カラーという「和」のイメージにつながりますが、それでもやはり 下の色彩の方がより「和」のイメージを感じるでしょう。)   これがもし、和雑貨のお店の看板だったらどうでしょう? 下の色彩のお店の方が儲かるのは必至です。     このようなカラーコーディネートのスキル(技術)を身につけるには、知識と経験が必要です。 では、それらのないノンデザイナーのあなたは、なにをよりどころに配色すれば良いか?   Step-0 アイデア でも紹介したように、これもまた、街の看板やショップのフライヤー、 フリーペーパーやパンフレットの配色を参考にすることができます。(しかも無料で!)   書籍でも、参考になるものが多く出版されているで、それらを参考にしながら 経験を積めば、自分なりのカラーコーディネートが身に付くはずです。   「カラー」・「色彩」についての「この1冊あればOK!」という本には、 残念ながらまだ出会っていません。何冊かを併用して配色デザインの参考にしています。 和のイメージ 
 
より和のイメージ 
 
さぁ、あなたはどちらの「カラー」・「色彩」から「和」を感じるでしょう?
 
たいていの方は下の色彩を選ぶのではないでしょうか?
(上のタイトルも、紅白カラーという「和」のイメージにつながりますが、それでもやはり
下の色彩の方がより「和」のイメージを感じるでしょう。)
 
これがもし、和雑貨のお店の看板だったらどうでしょう?
下の色彩のお店の方が 儲かる のは必至です。
 
 
このようなカラーコーディネートのスキル(技術)を身につけるには、知識と経験が必要です。
では、それらのないノンデザイナーのあなたは、なにをよりどころに配色すれば良いか?
 
Step-0 アイデア でも紹介したように、これもまた、街の看板やショップのフライヤー、
フリーペーパーやパンフレットの配色を参考にすることができます。(しかも無料で!)
 
書籍でも、参考になるものが多く出版されているで、それらを参考にしながら
経験を積めば、自分なりのカラーコーディネートが身に付くはずです。
 
「カラー」・「色彩」についての「この1冊あればOK!」という本には、
残念ながらまだ出会っていません。何冊かを併用して配色デザインの参考にしています。
 
その中で特に手に取る回数の多い、重宝している色彩本を下に紹介ますので、ご参考下さい。
 

カラーや配色については「センス」とか「感覚」で語られることが多いです。
 
「私は色のセンスが昔からないから、、、。」とか
「あの人は色彩感覚がいいよね。」とか
 
でも、「センス」とか「感覚」が無いと上手にできないと思われている「配色」には、
デザインするときに知っておきたいいくつかの 「ルール」 があります。
 
「色のセンス」がいい人も、「色彩感覚」に優れた人も、その「ルール」を知っていて、
テクニックとして身につけているのです。
 
「カラー」「色彩」は、人の心理に大きく働きかける、デザインの中でも重要な要素です。
まずは、「カラー」「色彩」の基礎知識を「ルール」として知っておくことで、
「配色」で悩むこと無く、デザインパワーをより引き出すデザインを!

カラー・ルールズ 色とデザインについて知っておきたいこと

伊達 千代 (著) 
MdN  ¥2,415
オススメ度  ★★★★★

プロが知っているけど言葉にしない「カラー」「色彩」に
関する暗黙の「ルール」をしっっっっかり掲載。
初心者にも分かりやすく図版も豊富に解説しています。
プロのデザイナーでも一度は押さえておきたい内容です!

上の「カラー・ルールズ」で「カラー」「色彩」の「ルール」を学んだら、今度は実践。
 
デザインをするとき実際に「色」を選ぶときには、 「和風の」とか「モダンな」といった
「イメージ」でカラーを選ぶことが多いですよね。
 
そこで、そのような「イメージ・キーワード」から色の索引を逆引きで引くことができる
のが次に紹介する 「カラーイメージスケール」です!
 
これも大変便利なカラー・色彩本で、わたしの持っているものは、使いすぎてページが
何枚かはずれてしまっています。 
 
周りのデザイナーもなにげにみんな持っているという、隠れたバイブル的色彩本です。

カラーイメージスケール

小林 重順 (著),日本カラーデザイン研究所(編)
講談社 価格: ¥1,785
オススメ度  ★★★★★

イメージキーワードから逆引きでカラー・色が引ける!
これは超ベンリ!マイバイボーです。
色彩に関わるすべての人にオススメできます。

デザインをしているときに配色のアイデアをパッパッパッと試したいことがあります。
そんなとき、CYMK、RGB、Webカラーの値が添えてあると便利なんですよね。

「キーカラーで選べる配色見本ハンドブック」は、キーカラーとキーワードから、
色が引けるので配色イメージを素早くデザインに試すことができます。

また、実際のデザイン作品が数多く掲載されており、そこから色のヒントやイメージ、
インスピレーションを得ることができる内容になっています。

キーカラーで選べる配色見本ハンドブック

SOUVENIR DESIGN (著) 
エムディエヌコーポレーション 価格: ¥1,680
オススメ度  ★★★★

キーカラーとキーワードから色が引け、CYMK、RGB、
Webカラーの値で素早く試せる。
コンピュータ・デザイン時代にマッチした内容です。
実際のデザイン作品が豊富に掲載されているのがGood!

「カラー・色彩」の配色が、あいまいなセンスや感覚ではなく、実は「ルールやテクニック」
が存在していて、上手な人は無意識にそれらを使ってデザインしているのです。

それらを積極的に学ぶことで、長年かかって身につけるものだった「センスや感覚」を実践
しながら短期間に自分のものにできるようになります。

そのための良書が上にも紹介したように、今は豊富にあります。
どんどん利用して、デザインパワーを一緒に身につけましょう!

 


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今一番売れてる色彩・カラー本