「アイデア」実はこれが 一番むずかしい！ そして 一番カンタンです！

「なにを意味不明なことを...」とお思いでしょうが、ご勘弁を。
なぞなぞではありません。(^<^)

プロのデザイナーにとっても、いちばん時間がかかり、悩ましいのがこの「アイデア」なのです！

でもご安心を。
自転車に乗れないのなら、上手に乗れている人の自転車に乗っかっちゃいましょう！



わたしがまだ学生だった頃、ピン！とくる「良いデザイン」にめぐり会うには、
とっても高価（当時の私には）な「デザイン誌」ぐらいのものでした。

いまは違います！そんなもの買わなくても、「良いデザイン」は街の中にあふれてます。
ためしに繁華街へ出てみてください。

そこには、プロのデザイナーがつくった「フライヤー」や「ポストカード」、「フリーペーパ」
などがあふれています。しかもすべて 無料（タダ）で！ すばらしい！

街に出ずとも、ネットの中にはプロのデザイナーの作品が星の数ほどあるのです！
これを参考にしない手はありません！どんどん真似てプロの技（アイデア）を盗んでください。



そうしているうちに、いつの間にか自分なりのやり方、自分らしいデザインが必ずできるように
なります。

その際、注意すべき点が1つだけ。 「必ず自分なりの工夫を加えましょう」
これをしないと、ただの「パクリ」になってしまいます。
（度を超すと「犯罪」になりますのでご注意を）

「すべての芸術は模倣から始まる」といいますが、極限まで洗練されたデザインは、
真似を許しません。
少しでもどこかに手を加えるとすべてのバランスが壊れてしまうからです。

そして、そのとき（自分なりに何かおかしい？かっこよくないと思ったとき）はじめて、
そのデザインのどこに「すばらしさ」や「かっこよさ」が隠されていたのかが分かるのです。
（なんとなくでも）



たとえば、色合いがすっごくきれいなパンフレットがあったらもらっておく。

文字と写真の組み合わせ・レイアウトがちょ〜（死語？）かっちょいいフライヤーを
配ってたら手に取る。

その２つを手元に置いてから、自分のデザインをしてみましょう。
こっちのフライヤーを参考に文字と写真をレイアウトして、もう一方の色味にしてみる。
そのなかで、必ず自分なりに「こうしてみよう」と思うときがあるはずです。

それがあなたの 「オリジナリティー」 です。大切にしてください。

その結果できたものは、いままで世界中のどこにも無かった、あなたのデザインなのです。



人の作品を参考にしたからって、これっぽっちも恥ずかしがることありません。

アイデアを参考にしたものより「良い！」と思えるデザインができれば、
それはすでに原作を越えているのですから。

自転車の例でいったら、補助輪みたいなものだと思ってください。（使った覚えあるでしょ？）
自分で乗れると思ったら、はずせばいいんです。それまではお世話になりましょう。



ちなみに、わたしの場合は、飲食店に行ったときの「パンフレット」や「コースター」、
「ショップカード」などをアイデア発想のために、よくとっておきます。

あとは仕事上、すべての分野のデザインを把握しておく必要があるので、それらを書籍に
まとめたものが出版されていますので、何冊かそろえてアイデア発想の参考にしたりします。

良質のデザインのものを選りすぐりで掲載しているので、アイデア発想の素を
収集する 手間が省けて大変便利 です。



ネットショップ世界最大手のアマゾン（amazon.co.jp）にそれらの画像があるのでお借りして、
わたしが読んだ感想とともに、オススメ度も表示しておきますので、必要な方はご参考まで！