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超簡単!魔法のレイアウト術

 
全くの素人の方でも「レイアウト」という言葉は何となくイメージがわくのではないでしょうか?
新聞や雑誌でいうところの「割り付け」のことです。
ようは「ならべ方」のことです。
この「レイアウト」、 かっこいいデザインの基本 となる、
とっても大切なことなんです!
自転車でいったら、まずはまっすぐに走る!ことです。

What's DESIGN デザインってなに?の欄でも書いたとおり、デザインとは
「何か伝えたいことがあり、その情報を整理し、伝わりやすく加工する行為」です。
 
「レイアウト」は、まさにこの作業といってもいいでしょう。
「でも、今までそんなこと習ったことないし、 センスがない ってよく言われる。」
という あなた! 大丈夫です!
 
実は「レイアウト」には、いくつかの基本的なルールが存在します。
 
プロのデザイナーは、これらのレイアウト・ルールを経験的に、ほとんど無意識に使っています。
そのルールをしっかりと身につけて、守りさえすれば、すばらしいレイアウトが可能なのです。
じつは、このページにもそれらのレイアウト・ルールは使われています。
 
 

たとえば改行するごとに、このように文字の頭が右に行ったり、
左に行っていたりしたらそれを読む人はどう思うでしょうか?

読みにくい上に、だいいち 「かっこよくない」 ですよね。
 
もちろん、デザイン上の意図があってこのようなレイアウトをすることはあります。
しかし、自転車でどんなアクロバティックな曲乗りをする人だって、はじめは
まっすぐ走ることから始めたように、あなたもまずは、そこから始めましょう!
 
だいじょうぶ!決してむずかしいことはありません。
だって 魔法のレイアウト・ルール があるんですから!

 
そのレイアウト・ルールとは...。 たった4つ です。
その4つのレイアウト・ルールを、このホームページを参考にしながら見ていってみましょう。
 
小見出しに、突然へんな言葉が出てきてびっくりするかもしれませんが、
わたしがレイアウトをするとき、こころの中で、擬人化してみるとうまくいくので
こんな表現になってます。
 
ちなみに「彼ら」と読んだときには、レイアウトする要素たち(文章、見出し、図や写真など)
のことを指します。(ややこしくてすみません(^_^;)
 
 

1. 寂しがりや

「彼ら」は寂しがり屋です。
仲間がいるときにはくっついていないとなんだか落ち着きません。
 
たとえば、このホームページのには、左側のグレーの中にメニューがあります。
メニューのなかには「ホームページのメニューである」という共通の要素がまとめてあります。
 
このように、仲間がいるときにはグループ化し、まとめてレイアウトしてあげましょう!
グループ同士が仲良しならば、グループ同士がまとまって大グループをつくることもあります。
 

2. きれい好き

「彼ら」はきちんと整列して並んでないと気がすみません。
どこにいても左右、上下、または中心で整列しようとします。(今は左揃えで整列してます。)
 
このきれい好きな性格は、仲間とグループになったときにも、
それぞれのグループ同士で整列しようとします。
(だからホントは、上のグループとも左揃えで整列したくて仕方ありません。)
 

3. リーダーは出しゃばり

「彼ら」がグループを作った時、その中のリーダー(文章の要約?)は、
とっても出しゃばりです。

グループを代表して、そのグループがどんなグループなのかを見る人にはっきりと伝えます。
たとえば、このグループで言えば一番上の「3.リーダーは出しゃばり」と太く大きく
表示されています。

デザインの中で重要なグループであればあるほど、リーダーは出しゃばる傾向があります。
おおいに出しゃばらせてあげてください。
 

4. リズムが好き

「彼ら」はリズムに乗るのが大好きです。
同じテンポをくり返すことで、リズムを刻みます。

たとえば、この項目のリーダー達は、同じ太さ、同じ大きさできれいに整列することで、
すてきなリズムを奏でています。

この他にもリズムの作り方はたくさんあります。
 

この4つの魔法のレイアウト・ルールは、プロのデザイナーなら誰でも頭の中でやっていること。
ただ言葉に出しては言わないだけなのです。(だって言ったら仕事が減っちゃうでしょ(^_^))

でも安心してください。
実は、この4つの魔法のレイアウト・ルールが1冊の本になって出てますから。
しかもすっごく丁寧に、詳しく!
 
 

 
そのレイアウト本とは、「ノンデザイナーズ・デザインブック」です。
このH.Pとは関係ありません。(念のため)

名前が似ているのは、この本にインスパイアされたことがこのH.Pを作るきっかけに
なったからです。
 

初めてこの本を見たときは、衝撃でした!!

だって、何年も勉強して、悩みながら仕事をして、やっと覚えたことが ほとんどすべて、
しかも、ちょー分かりやすく書いてあるんですもん!

デザイナーの人にもオススメです。目から ウロコがぼろんぼろん 落ちること
間違いないので、ぜひ読んでみてください。

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Robin Williams (著)
毎日コミュニケーションズ ¥1,890
オススメ度  ★★★★★
(全てのノンデザイナー&デザイナーに)

ノンデザイナーのための、デザインの教科書ともいえる一冊!
これさえ完璧にマスターしたら、レイアウトに関しての基本はすべて身に付いているはず。
デザイナーが読めば、初心に戻ることができ、新たな発見があります。「セカンドエディション」結構増ページです!


「ノンデの杜」では、上記「ノンデザイナーズデザインブックSecond Edition」
を「レイアウト」の基礎が分かる、教科書的存在として紹介してきました。
 
そして、次のステップへと導いてくれる良書をずっと探し続けてきました。
なかなか無いんですよね。自信を持っておすすめできる書籍って。
 
そして、やっと見つけたんです。
「レイアウト」の基礎から応用までを実践的に解説してある「使える良書」を。
 それが、、、
 
「基本はかんたんレイアウト」です。
 
分かり易いデザイン関連本を多く手がける、視覚デザイン研究所の出版です。
 
「レイアウト」を3つの「テイスト」と5つの「エレメント」で分類し、
ユースフルテイスト・カジュアルテイスト・情報量・静動性・図文率などを
組み合わせることで、最適なレイアウトを簡単に導き出すことができます。
 
学習編・分析編・実践編となっており、各ステップごとに多くの図版を用いて
解説。自然に理解を深めることができます。
 
手元にあると安心の一冊です。

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内田 広由紀 (著) 
視覚デザイン研究所  ¥2,625
オススメ度  ★★★★

「レイアウト」を3つの「テイスト」と5つの「エレメント」で分類し、最適なレイアウトを簡単に導き出すことができるように書かれています。
よいレイアウトとは…それは3テイスト×5エレメントでつくる共感されるレイアウト。というコンセプトが、レイアウトのルールを分かりやすく理解させてくれます。

 
レイアウトについての良書が、最近は豊富に出てきましたね。
そんな中でも、これは使える!書籍をまたまた発掘しました。
 
ノンデのための「レイアウト」3部作がここに完結します!!!
その3冊目とは・・・?
 
「デザイン・ルールズ」〜デザインをはじめる前に知っておきたいこと〜
 
クールなデザインは「何となく」や「偶然」で生み出されるのではない。
まとまりや変化、強調などの、デザイナーとしての経験や体験から得た珠玉の
「デザイン・ルールズ」を系統立てて解説してくれちゃってます。
 
デザインを職業としている人からはノンデに教えたくない1冊ですネ。
商売あがったりです(^_^)

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伊達千代 (著)、 内藤タカヒコ (著) 
MdN  ¥2,415
オススメ度  ★★★★★

誰も教えてくれない。けど知っている人は使っている。優れた「デザイン」「レイアウト」にはそんな暗黙の「ルール」が存在します。
反復やグリッドの活用といった基本的な法則から、変化のつけかたやデザインテクニック、そして色についてまで、豊富な作例で解説したデザイン入門書です。

 
デザインにおける「レイアウト」については、上記の3冊を読んで使えるテクニックから
実践してゆくことで、相当な力が付くはずです。
 
プロのデザイナーでも、これらのテクニックすべてを意識して用いることは無いと思います。
そういう意味では、すでに現場で活躍されているプロのデザイナーでも、立ち読みで良いので
一度目を通すことをオススメする内容の書籍たちです。
 
目から鱗な発見がきっとありますよ!
 
レイアウトとともにデザインを大きく変える力を持った要素に「フォント」があります。
次は、「フォント」についてのお話しです。
 
↓↓↓ Step2-Font フォント へGo! 
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今一番売れてるレイアウト本