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ジャンプ率で引き締まったレイアウト

「デザインパワー」007 魔法のレイアウト術-2


「デザイン」ひとつで、勝ち組になることも。。。

あなたにも、デザインのパワーを活用してもらいたい!

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そして「お得に」実践してもらう事を目標にお届けしてます。

◇1.アイデア
◇2.レイアウト
◇3.フォント
◇4.カラー

の4つのテーマからランダムに超得情報をお届けしているこのメルマガ。

今回のテーマは、人気の高い「レイアウト」です。え〜、突然ですが、
「ジャンプ率」って知ってますか?

月曜日の通勤電車の中で、少年ジャンプを持っているサラリーマンの率。
・・・ではありません。

かんたんに言うと、文字の大きさの大小比率のことです。

これが、デザインの上では非常に重要な意味を持ってきます。

分かりやすい例として、新聞で言うと、
・必ず「見出し」があって、「本文」がある。
・そして「見出し」は大きくて、「本文」は小さいはずです。
間違いない。(←長井秀和でお願いします!)

もし、「見出し」と「本文」の文字サイズが同じだったらどうなるか?

自分に必要な情報を探すのが、とたんに困難になります。

だから、「ジャンプ率」を上げて「見出し」を目立つようにし、
飛ばし読みができるようにしているのです。

適度な「ジャンプ率」をつけておくことで、読む人・見る人に、
必要な情報を、必要なだけ伝えるデザインが可能になります。

新聞なら毎日見てるし、そのくらいのこと分かってるよ。
という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、日常で見かける「企画書」や「プレゼンテーション資料」を見ると、
実際にこの「見出し」と「本文」の「ジャンプ率」を有効に使っている人は、
以外に少ないものです。(ToT)

「ジャンプ率」の効果を知っているのと知らないのとでは、長い間に
勝ち組と負け組との差になります。

しっっっかりと「ジャンプ率」の使い方を身につけておきましょう。

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そのために、ここで分かりやすく商店街に例えてみましょう。

あなたは、この「商店街」を魅力的に作り上げ、お客さんに気に入ってもらう
のが目的です。

・デザインしようとする対象(企画書やプレゼン資料)が商店街。
・1つ1つの記事(「見出し」と「本文」)は、店舗。
・「本文」は、店内や商品。
・「見出し」は、看板。
・デザイン対象(企画書やプレゼン資料)を見る人は、商店街に来たお客さん。
という設定です。

まず、「商店街」がうまく機能するためには、それを構成している「店舗」が
きちんと「看板」を出しておく必要があります。

お客さんは、「看板」を見て何のお店かを判断し、店内を覗いてくれますし、
どんな「商店街」なのかを「看板」を見回すだけで知ることができるのです。

このように「看板」はとても重要です。お店の商品を代表して表現している、
そんな魅力的な「看板」を作るように注力しましょう。

「看板」を大きくすれば、「商店街」は「にぎわい」「元気」「親しみ」を。
「看板」を小さくすると、「品のある」「大人しい」「静かな」イメージの
商店街になります。

それぞれの「商店街」に合ったジャンプ率で「看板」を出しましょう。

基本的に「看板」の大きさは揃っていた方が見やすいでしょう。

しかし、意図的に大きさを変化させ、より動きのあるダイナミックな
「商店街」を作ることも可能です。

そして最後に、あなたは自分の「商店街」をより良くするために、
他の「商店街」を見て、良いところを真似、悪いところは直しましょう。

ヒントになる「商店街」は、どこにでもいくらでも転がっています。
それを、あなたが意識を持って見るか否か、だけなのです。


今回のデザインパワーは、

・「ジャンプ率」で勝ち組に!

でした。

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■ 読むだけであなたの「レイアウト」が魔法のようにみちがえる!!
  ノンデザイナーズデザインブック Second Edition  
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ノンデの杜でも絶賛紹介している「ノンデザイナーズデザインブック」に、
なんと!!セカンドエディションが出ました。
 
本屋で「なんかおもしれ〜本はいないか〜?」と
パトロールしていたところ、見慣れた本が見慣れない色で平積みに。。。
 
!!!出ました。
しっかりと「Second Edition」って書いてありました。
早速チェックしてみると、、、。
な〜んだ、ほとんど一緒じゃん!とおもいきや、結構増ページ!
しかも、なんだか日本人向け?
 
初版(First Edition?)を持っているので、ちょっぴし悩みましたが、
増ページ部分が良くできているので、その場で買いました。
 
まだ「ノンデザイナーズデザインブック」を買っていない人には、
この「ノンデザイナーズデザインブック Second Edition」が、
超得おすすめです。
 
デザイン学校の教科書にしてもいいくらい(どっかでしてるかも)
すばらしい出来です。
企画書でもチラシでも、「何かを創る(作る?造る?)人」全ての人にとって、
読むだけで魔法がかかる本です。

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   超得おすすめのもう一冊!  【【基本はかんたんレイアウト】】  
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「ノンデの杜」では、上記「ノンデザイナーズデザインブックSecond Edition」
を「レイアウト」の基礎が分かる、教科書的存在として紹介してきました。
 
そして、次のステップへと導いてくれる良書をずっと探し続けてきました。
なかなか無いんですよね。自信を持っておすすめできる書籍って。
 
そして、やっと見つけたんです。
「レイアウト」の基礎から応用までを実践的に解説してある「使える良書」を。
 
それが、、、基本はかんたんレイアウト です。
 
分かり易いデザイン関連本を多く手がける、視覚デザイン研究所の出版です。
 
「グリッドシステム」により、デザインテイストをどう表現してゆくか?
が、分かりやすく丁寧に解説されています。
 
「レイアウト」を3つの「テイスト」と5つの「エレメント」で分類し、
最適なレイアウトを簡単に導き出すことができるように書かれています。
 
学習編・分析編・実践編となっており、各ステップごとに多くの図版を用いて
解説。自然に理解を深めることができます。
 
手元にあると安心の一冊です。

この記事は、本サイト発行のメルマガ「デザインパワー」をもとに編集してあります。
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今一番売れてるレイアウト本