フォントを使いこなす(欧文フォント編)

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デザインパワー013
超得フォント-4
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◇1.アイデア
◇2.レイアウト
◇3.フォント
◇4.カラー

の4つのテーマからお役立ちデザイン情報を掲載しているこのブログ。
今回のテーマは「フォント」です。

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あなたはフォント(書体)をうまく使いこなしていますか?

フォントって、本当にたくさんあって、デザインに慣れた人でもいまいち活用しきれていないというのが現実。

特に欧文フォント。
和文フォントは、『○○ゴシック』とか『××明朝』とかその名前からどんなフォントかなんとなく想像できるけど、欧文フォントときたら名前からなんてさっぱり想像できない!!

その上、「これ、なんて読むのよ?」と、別の疑問まで浮かぶものまである始末・・・。^_^;

だから、ついつい、「セリフ系ならこれで、サンセリフ系ならこれ」という具合に使い慣れたフォントばかりになりがち。

(ちなみに、『セリフ』ってのは文字の端に付くひげ飾りのこと。『サン』ってのは『〜のない』って意味なので、『セリフ系』は明朝っぽいフォントで『サンセリフ系』はゴシックっぽいフォントと覚えておけば十分!)

だけれども、「デザインをもっと個性的に仕上げたい!」とか「完成度を高めたい!」とか「○○風にまとめたい」といったことを、結構簡単に実現してくれるのもフォント。

なので、フォントを使いこなせると、デザインの幅もグンと広がるのです!!


・・・そこで、調べてみました。
プロ達が「実際の仕事」「デザインの現場」で使っているフォントを!

私の周りのデザイナーたちは、どんなフォントを愛用しているのでしょう?

実は、これ結構企業秘密なんですが(やっぱり、デザインにおいてフォントはかなり重要なようです)、みなさん快く教えてくれました。謝謝!

ではでは、早速いってみましょう!


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Mさん・・・DTPデザイナー歴6年
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・Frutiger:サンセリフ系。全体的にきれいな印象です。

・Bookman:セリフ系。結構ベーシックなフォント。

・Cosmos:サンセリフ系。CとかSの端の処理がかわいい。

・Rotis:セリフ・サンセリフ系両方。力の抜けた印象。きれいな形が良い。

・Univers:サンセリフ系。普通にきれい。


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U君・・グラフィックデザイナー歴5年
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・Century Gothic:サンセリフ系。ボリューム感がある。

・Helvetica:サンセリフ系。ベーシックなフォント。

・Optima:サンセリフ系。程良いエレガントさが魅力。

・Times:セリフ系。ベーシックなフォント。

・Bauhaus:サンセリフ系。個性的だが使いやすい。


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Kさん・・・内外装デザイナー歴9年
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・Futura:サンセリフ系。しっかりしていて見出し用として使いやすい。

・Garamond:セリフ系。字並びがきれい。

・Leawood:セリフ系。横につぶれた感じがかわいい。

・Souvenir:セリフ系。女性らしいやさしい雰囲気。

・Gill Sans:サンセリフ系。ちょっとしたロゴ用に使える。


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最後は私・・フリーデザイナー歴10年
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・Avant Garde Gothic:サンセリフ系。字並びがきれい。見出し用・本文用ともに向いている。

・Book Rounded:サンセリフ系。まるまるした感じがかわいい。

・Eras:サンセリフ系。デザインフォントとして便利。私のサイトでも大活躍!

・Kabel:サンセリフ系。小文字が特に個性的。

・Garth Graphic:セリフ系。古典的な雰囲気。



いかがでしょう?なかなか参考になりませんか?

私も早速使ってみようかと思ってしまうフォントが結構ありました。(#^.^#)

一貫して言えるのは、みなさん「個性的ではあっても、形として美しいフォントを常用している」といったところでしょうか。

ただ単に変わった印象のフォントはたくさんあるけど、そこに『美しい』という形容詞がつけられるフォントはなかなかありませんもんねぇ。

でも、「あのお店の看板に使われてるフォント、実は自分のコンピューターにも入ってるやつだった」・・・な〜んてこともよくあることです。

下の方で紹介している「TrueTypeフォントパーフェクトコレクション」のように、安くても上で紹介したような「プロ御用達のフォント」を手にいれることができる本も出ていますので、早速手に入れて使いこなしてみてはいかが?


おまけで、ひとつ裏話を。。。

最近、CD・ビデオレンタルの『TSUTAYA』が、どんどん新しいロゴに換えていってるのを目にしませんか?

店内も、太めのサンセリフ系の欧文フォントで案内をまとめていて、なかなか統一感あってかっこいい。

実はこのフォント、Akzidenz Groteskというのです。

「Grotesk(グロテスク)なんて名前の入ったフォントをよく使うな〜」なんて思うかもしれませんが、『Grotesk(グロテスク)』って、『サンセリフ』の別の言い方なんです。

売れっ子デザイナーの佐藤可士和氏がビジュアル面をプロデュースしているのですが、「さすが佐藤氏、フォントを良く理解している!!」とうならさせられるフォント選びですねぇ〜。(*^。^*)

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今回のデザインパワーは、

・フォントを使いこなす(欧文編)

でした。

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間違いなく「お得!」なフォント本
【【フォントパーフェクトブック】】
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この本、付録にフォントが500書体、CDで付いてくるのですが、「オマケ」と、あなどってはいけません。

プロのデザイナーの愛用フォントがゾロゾロ入っているんです!
それがたったの3129円!これ、ホント買わないと損しますよ。

だって、1フォントファミリー(太さ違いで4書体)で99ドルもするような「Bitstrean社」のフォントが(オンライン購入だとホントにこの値段です)、
500フォントも入っているんですよ    !

ほとんど裏技的な書籍です。

第2版はあっという間に、本屋さんから消えました。今のうちに購入しておくのが吉でしょう。

欧文フォントは、長い歴史の中で、幾つかのフォントはすでに完成されたスタイルを持つものが多く存在します。
Helvetica, Futura, Frutiger ...

これらのフォントが、しっかりと押さえてあるのが嬉しいです。



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