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デザインパワー009
極楽アイデア発想法-3
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◇1.アイデア
◇2.レイアウト
◇3.フォント
◇4.カラー
の4つのテーマからお役立ちデザイン情報を掲載しているこのブログ。
今回のテーマは「アイデア」。そして特大号です。
何が「特大号」かというと。。。
私の周りで働いている2人の女性デザイナーにも「アイデア」について、「あなたの発想法は?」という質問をぶつけてみました。(最後のコーナーです)
発想法は人それぞれだったりしますので、私以外の意見の方が参考になったりして(笑)。と思ったもので。ご一読あれ!
------------------
今回はアイデアのジャンプについてです。
「アイデアのジャンプって・・・?」と思うでしょうが、なんてことはない、『発想の転換』・『ひらめきの実現』です。
デザインに行き詰まったとき、アイデアはあるのにうまくかたちにできない、なんてときに、
「もうだめ。ここまでだ・・・」と諦めるのではなく、
「まだまだっ!こうすればなんとかできるはず。」と粘ってねばって、
「ホップ・ステップ・ジャンプ!」で、かたちにする方法をお届けします。
もう見てくださった方もいるかもしれませんが、当ホームページ「ノンデの杜」の<フリー素材集>のところに私の2004年の年賀状が2点、公開してあります。
この年賀状の誕生までを例にお話しします。
------------------
まずは、『皿バナナ』。
これには二つの意味があります。
バナナを使うことで「サル年」を、皿の上のバナナの数で「2004」を表現しています。
実はこれ、数々の「できない」から生まれたデザインなのです。
最初私は、サルのしっぽで「2004」と描きたかった。でも、なんと私は、サルが上手く描けなかったのです。
「・・・それでも、デザイナーか?!」と自分につっこみを入れながら、「でも、どうしてもサルで『2004』を表現したい!」と思った私は次に、「サルのシルエットなら描けるかも」とシルエットでサルを描こうと思いました
・・・が、これまたうまく描けない。トホホ。
私は、そんな情けない自分に落ち込みつつ、「・・・でも、でも、どうしても『サル』と『2004』を関係づけて表現することは諦められない」と粘りました。
そして、試行錯誤してたどり着いたのが『皿バナナ』です。
------------------
次に『Zizi』。
これは、『皿バナナ』よりもストレートです。サル年なので、サルの画像!それだけ!
でも、「本物のサルをのせるのってどうよ?」と思ったのです。だって、本物のサルって実際あんまりかわいくない。(サル、ごめん!)
本物のサルをのせるのって、その辺の写真屋さんの企画年賀状みたい。(写真屋さん、ごめん!!)
本物のサルをのせるのって、みんなやりそう。(やった人、ホントごめん!!!)
「もっとポップに、楽しく、サルをのせたい!」と思いながら部屋の中をうろついてたら目に飛び込んだのが、以前プレゼントでもらった、このサルのおもちゃ『Zizi -ジジ-』。
実はこれ、知る人ぞ知るブルーノ・ムナーリというデザイナーのデザイン玩具。
体は自由に曲げる事ができ、好きなポーズをとらせることができるのです。
私は早速、デジカメ片手にZiziをつれて公園に出かけました。Ziziの好物のバナナをスーパーで買ってね(もちろんあとで食べました)。で、撮影会の始まりです。
バナナをかじらせたり、木からぶら下げたり、いろいろ演じてもらって沢山のスナップ写真を撮りました。そして、できたのがこの『Zizi』です。
ちなみに、スーパーモデル並の仕事をしてくれた彼は、『Zizi -ジジ-』。
檻のプリントがしてあるパッケージに入って、なかなかウィットが利いています。ちょっとしたプレゼントにおすすめ。 ZIZIを見てみる
------------------
さて、この2例、どちらも「アイデアのジャンプ」の結果にできたもの。
「アイデア→壁にぶつかる→抜け道探し→アイデア」の繰り返し。ゴールにたどり着くまで何回壁にぶつかるかの違い。
そして、ゴールにたどり着く秘訣は、壁にぶつかったらそれを越すことばかり考えないこと。右を見て、左を見て、上や下、後ろも見てみる。
すると、いろんな所に抜け道がいっぱい!結構、魅力的な道もあったりして・・・。そしたらさっさと進路変更!
苦しいデザインの旅も、あっという間に鼻歌まじり!!みなさんも、デザインに行きづまったら、「アイデアのジャンプ」してみてください。
繰り返すうちに、どんどんうまくジャンプできるようになりますよ!
今回のデザインパワーは、
・「アイデアジャンプ」で乗り切ろう! でした。
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※ 特大号 ※「あなたの発想法は?」
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デザインとは時には孤独な作業です。
アイデアも出ない、相談する相手もいない、でもやらなければいけない・・・。
「どうして、いいアイデアが出ないの・・・?」と、自分がちっぽけに思えて、いや〜な汗が出てきます。
でも結局、頼りになるのは自分だけ。デザイナー仲間にすがっても、雑誌をめくっても、最終的に形にするのは自分なのです。
今回は、そんな時、周りのデザイナーたちはどうしているかを聞いてみました。
参考にするもよし。自分だけじゃないんだ、と安心するもよし。もっと効率のいい方法があるよ、という方はぜひメールをくださいね。
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事例-1
商業デザイナー 31歳 女性
私は会社に勤めていますが、はたから見るとまるで仕事をしていないように見える時があると思います。
もちろん、私は仕事をしているつもりなんですけどね。
と言うのは、私のアイデアの種は雑誌や、ショップカード、写真集のなかにあるからです。
それも、物件に全然関係なさそうな内容のものばかり・・・。
でも、視点を変えて見ていると結構おもしろいんですよ。たとえば、インテリア写真の床・壁・天井を逆さにして考える。
『この気のきいたデザインの天井造作をお店の看板にしてみたら・・・?』とか料理のページを見ていて、『この野菜の断面、パターン化したら面白いかも・・・』といった具合に。
時々、本気で雑誌を読みふけってしまうこともありますが、それも気分転換!でも、それでもうまくアイデアがまとまらないときは・・・?
さっさと定時あがりして、その辺でビール!
一度すっぱりデザインのことを頭から排除して、次の日、新鮮な気持ちでデザインに向き合うのも手では?
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事例-2
フリーデザイナー 27歳 女性
いつでもどこにいても書き込める、アイデアノートを持ち歩いています。
カバンに入れてもじゃまにならない大きさの、気に入ったデザインのものを。
で、お昼に入ったお店や移動の電車の中でとりあえず開く。で、後は手が動くのにまかせる。目に飛び込んできたお店のマークだったり、ふと浮かんだアイデアだったり。
気に入ったデザインのノートなので、きちんと最後まで使いきるし、後で見ると、何かのヒントになりそうだったりします。
使えなそうで、時々役に立つアイデアノートができていきます。
ぎりぎりの状態でぱらぱらめくっていると、ちょっと落ち着いたりもしてきて、精神安定剤としても効果的です。
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いかがでしたか?
期待通り、私とは違った視点で答えてくれて、参考になりました。(私が)
みなさんも、自分なりにアレンジしてみたりしてみてください。自分なりの発想法が見つかるはずです。
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オススメ書籍! アイデアのつくり方
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冒頭にも書いたように、「アイデア」って抽象的で本質がつかみにくい。
そのせいか、本当に役立つアイデア本って、実はなかなか無いんですよね。
この「アイデアのつくり方」は、そんな「アイデア」の本質をズバッと斬り込んで、むきむきっと剥いて見せてくれる。まさに、目から鱗が落ちるとはこのこと。
後に紹介する「アイデアのヒント」が実践書とすれば、この本は、基礎原理を知る教科書と言ったところでしょうか?
私にとっては、現在のアイデア創出スタイルの元となったバイブルです。
「アイデア」を必要とする全ての人に読んでもらいたい!
通常のハードカバー本よりひとまわり小さくて、めっちゃ薄いので、手に取ったときは、「これが?ホントにこれ?」って思います。
早い人なら30分もあれば読めちゃうかも。
でも、「アイデア」の本質を語るのに、必要十分で無駄のない文章には、さすがに多くの人に読まれるだけのものがあります。
デザインパワー009
極楽アイデア発想法-3
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◇1.アイデア
◇2.レイアウト
◇3.フォント
◇4.カラー
の4つのテーマからお役立ちデザイン情報を掲載しているこのブログ。
今回のテーマは「アイデア」。そして特大号です。
何が「特大号」かというと。。。
私の周りで働いている2人の女性デザイナーにも「アイデア」について、「あなたの発想法は?」という質問をぶつけてみました。(最後のコーナーです)
発想法は人それぞれだったりしますので、私以外の意見の方が参考になったりして(笑)。と思ったもので。ご一読あれ!
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今回はアイデアのジャンプについてです。
「アイデアのジャンプって・・・?」と思うでしょうが、なんてことはない、『発想の転換』・『ひらめきの実現』です。
デザインに行き詰まったとき、アイデアはあるのにうまくかたちにできない、なんてときに、
「もうだめ。ここまでだ・・・」と諦めるのではなく、
「まだまだっ!こうすればなんとかできるはず。」と粘ってねばって、
「ホップ・ステップ・ジャンプ!」で、かたちにする方法をお届けします。
もう見てくださった方もいるかもしれませんが、当ホームページ「ノンデの杜」の<フリー素材集>のところに私の2004年の年賀状が2点、公開してあります。
この年賀状の誕生までを例にお話しします。
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まずは、『皿バナナ』。
これには二つの意味があります。
バナナを使うことで「サル年」を、皿の上のバナナの数で「2004」を表現しています。
実はこれ、数々の「できない」から生まれたデザインなのです。
最初私は、サルのしっぽで「2004」と描きたかった。でも、なんと私は、サルが上手く描けなかったのです。
「・・・それでも、デザイナーか?!」と自分につっこみを入れながら、「でも、どうしてもサルで『2004』を表現したい!」と思った私は次に、「サルのシルエットなら描けるかも」とシルエットでサルを描こうと思いました
・・・が、これまたうまく描けない。トホホ。
私は、そんな情けない自分に落ち込みつつ、「・・・でも、でも、どうしても『サル』と『2004』を関係づけて表現することは諦められない」と粘りました。
そして、試行錯誤してたどり着いたのが『皿バナナ』です。
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次に『Zizi』。
これは、『皿バナナ』よりもストレートです。サル年なので、サルの画像!それだけ!
でも、「本物のサルをのせるのってどうよ?」と思ったのです。だって、本物のサルって実際あんまりかわいくない。(サル、ごめん!)
本物のサルをのせるのって、その辺の写真屋さんの企画年賀状みたい。(写真屋さん、ごめん!!)
本物のサルをのせるのって、みんなやりそう。(やった人、ホントごめん!!!)
「もっとポップに、楽しく、サルをのせたい!」と思いながら部屋の中をうろついてたら目に飛び込んだのが、以前プレゼントでもらった、このサルのおもちゃ『Zizi -ジジ-』。
実はこれ、知る人ぞ知るブルーノ・ムナーリというデザイナーのデザイン玩具。
体は自由に曲げる事ができ、好きなポーズをとらせることができるのです。
私は早速、デジカメ片手にZiziをつれて公園に出かけました。Ziziの好物のバナナをスーパーで買ってね(もちろんあとで食べました)。で、撮影会の始まりです。
バナナをかじらせたり、木からぶら下げたり、いろいろ演じてもらって沢山のスナップ写真を撮りました。そして、できたのがこの『Zizi』です。
ちなみに、スーパーモデル並の仕事をしてくれた彼は、『Zizi -ジジ-』。
檻のプリントがしてあるパッケージに入って、なかなかウィットが利いています。ちょっとしたプレゼントにおすすめ。 ZIZIを見てみる
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さて、この2例、どちらも「アイデアのジャンプ」の結果にできたもの。
「アイデア→壁にぶつかる→抜け道探し→アイデア」の繰り返し。ゴールにたどり着くまで何回壁にぶつかるかの違い。
そして、ゴールにたどり着く秘訣は、壁にぶつかったらそれを越すことばかり考えないこと。右を見て、左を見て、上や下、後ろも見てみる。
すると、いろんな所に抜け道がいっぱい!結構、魅力的な道もあったりして・・・。そしたらさっさと進路変更!
苦しいデザインの旅も、あっという間に鼻歌まじり!!みなさんも、デザインに行きづまったら、「アイデアのジャンプ」してみてください。
繰り返すうちに、どんどんうまくジャンプできるようになりますよ!
今回のデザインパワーは、
・「アイデアジャンプ」で乗り切ろう! でした。
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※ 特大号 ※「あなたの発想法は?」
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デザインとは時には孤独な作業です。
アイデアも出ない、相談する相手もいない、でもやらなければいけない・・・。
「どうして、いいアイデアが出ないの・・・?」と、自分がちっぽけに思えて、いや〜な汗が出てきます。
でも結局、頼りになるのは自分だけ。デザイナー仲間にすがっても、雑誌をめくっても、最終的に形にするのは自分なのです。
今回は、そんな時、周りのデザイナーたちはどうしているかを聞いてみました。
参考にするもよし。自分だけじゃないんだ、と安心するもよし。もっと効率のいい方法があるよ、という方はぜひメールをくださいね。
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事例-1
商業デザイナー 31歳 女性
私は会社に勤めていますが、はたから見るとまるで仕事をしていないように見える時があると思います。
もちろん、私は仕事をしているつもりなんですけどね。
と言うのは、私のアイデアの種は雑誌や、ショップカード、写真集のなかにあるからです。
それも、物件に全然関係なさそうな内容のものばかり・・・。
でも、視点を変えて見ていると結構おもしろいんですよ。たとえば、インテリア写真の床・壁・天井を逆さにして考える。
『この気のきいたデザインの天井造作をお店の看板にしてみたら・・・?』とか料理のページを見ていて、『この野菜の断面、パターン化したら面白いかも・・・』といった具合に。
時々、本気で雑誌を読みふけってしまうこともありますが、それも気分転換!でも、それでもうまくアイデアがまとまらないときは・・・?
さっさと定時あがりして、その辺でビール!
一度すっぱりデザインのことを頭から排除して、次の日、新鮮な気持ちでデザインに向き合うのも手では?
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事例-2
フリーデザイナー 27歳 女性
いつでもどこにいても書き込める、アイデアノートを持ち歩いています。
カバンに入れてもじゃまにならない大きさの、気に入ったデザインのものを。
で、お昼に入ったお店や移動の電車の中でとりあえず開く。で、後は手が動くのにまかせる。目に飛び込んできたお店のマークだったり、ふと浮かんだアイデアだったり。
気に入ったデザインのノートなので、きちんと最後まで使いきるし、後で見ると、何かのヒントになりそうだったりします。
使えなそうで、時々役に立つアイデアノートができていきます。
ぎりぎりの状態でぱらぱらめくっていると、ちょっと落ち着いたりもしてきて、精神安定剤としても効果的です。
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いかがでしたか?
期待通り、私とは違った視点で答えてくれて、参考になりました。(私が)
みなさんも、自分なりにアレンジしてみたりしてみてください。自分なりの発想法が見つかるはずです。
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オススメ書籍! アイデアのつくり方
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冒頭にも書いたように、「アイデア」って抽象的で本質がつかみにくい。
そのせいか、本当に役立つアイデア本って、実はなかなか無いんですよね。
この「アイデアのつくり方」は、そんな「アイデア」の本質をズバッと斬り込んで、むきむきっと剥いて見せてくれる。まさに、目から鱗が落ちるとはこのこと。
後に紹介する「アイデアのヒント」が実践書とすれば、この本は、基礎原理を知る教科書と言ったところでしょうか?
私にとっては、現在のアイデア創出スタイルの元となったバイブルです。
「アイデア」を必要とする全ての人に読んでもらいたい!
通常のハードカバー本よりひとまわり小さくて、めっちゃ薄いので、手に取ったときは、「これが?ホントにこれ?」って思います。
早い人なら30分もあれば読めちゃうかも。
でも、「アイデア」の本質を語るのに、必要十分で無駄のない文章には、さすがに多くの人に読まれるだけのものがあります。
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