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売れる色・カラーで売上アップ!

「デザインパワー」008 超得カラー配色術-2


「カラー(色)」ひとつで売上も変わる!、、、かもね?

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今回のテーマは「カラー(色)」です。いやぁ〜。まいった。
ちょっとだけグチらせてください。

最近やった、飲食店のビジュアルデザインなんですけどね。
○国料理店なんですが、「ヘルシーメニュー中心の、カフェっぽいスタイル」
のお店にしたい。とのことだったんです。

コンセプトもイメージも具体的には持っていない。ということだったので、
こちらで設定して、ロゴマークからカラープランまで作って提出しました。

ロゴマークは、○国料理の食器と天使の羽根を融合させたシルエットとして、
ベースにオレンジ色を持ってきたんです。

ところが!クライアント様はオレンジ色をグリーン色に変更してくれ。とのこと。
私とクライアントの間に1社入っていたので、直接お話しすることもできず、
泣く泣くグリーン色に変更しました。

それも「真緑!」って感じのグリーン色に(泣)。(クライアント様指定です)

私が想像するに、ヘルシー → ナチュラル → グリーン色 という安易な
発想からだと思います。

「これでは、このお店は流行らないな。」と思いました。残念ですが。では、
なぜ私は「オレンジ色」を推すのか?

1つ目には「オレンジ色」がお洒落なカフェを表現するのにピッタシだったから。
2つ目は、「暖色」は「食」を連想させる。からなんです。


ちなみに「暖色」は赤色やオレンジ色で、「寒色」は青色やグリーン色のことです。
ご存じの方も多いと思いますが、「赤色」や「オレンジ色」は、「食欲」を増す
効果があるカラー(色)と言われています。

ある実験では、寒色系のテーブルクロスから暖色系のテーブルクロスへ
カラー(色)を替えただけで、売上が15.8%ものびたそうです。

実際、大手ファーストフード・チェーン店の看板のカラー(色)を見ればうなずけます。
マック、ロッテリア、モスバーガー、なか卯、吉野屋、ケンタッキー、etc。
思いつくままに書きましたが、み〜んな「暖色系」でしょ?


これだけ明確なカラー(色)の関連付けが、多くの人の「イメージ」の中に
刷り込まれているのに、これを使わない手はないのです!

もちろん、周りの色彩環境にもよります。

周りが飲食店に囲まれていて、「暖色系」の看板ばかり並んでいたら、
その中に「暖色系」の看板を出しても埋もれてしまいます。

そんなときには「グリーン色も」正解でしょう。(今回は違いましたが。)
それでも、「モスグリーン色」や「オリーブグリーン色」にしておくべきです。

そして、アクセントカラーに「オレンジ色」などの「暖色」を挿しておけば、ばっちしです。
 「真緑」には「食」を連想させる要素がないのです。


今回のデザインパワーは、

・「カラー(色)」で売上アップ!

でした。



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      超得おすすめの一冊! 【【「劇的」に「色」で売れ!】】
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「マーケティング」の立場から「カラー(色)」をとらえ、分かりやすく実践的な
書籍です。

今日のエピソード内にある、「テーブルクロスのカラー(色)」の話は、この本から
引用させていただきました。

「カラー(色)」で売上アップ!するヒントがたくさんあります。

マーケティング・集客の神様、藤村正宏著
2時間でわかる! 「劇的(ドラマティック)」に「色」で売れ!
〜エクスペリエンス・マーケティングでお客の視線を釘付けにする。〜

お店づくりに携わっている方には、すぐに役立つカラー(色彩)本です。


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     定番のカラー(色)本!PicUp!  【【配色アイデア見本帳】】
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カラー(色)ってホント奥が深いですね。

同じデザインでも、微妙な色味の違いでがらっとイメージが変わってきます。

この「配色アイデア見本帳」は、CMYKとRGBの値が両方載っているので、
これだ!っていう配色をみつけたら、そのまま使えちゃえます!

しかも、実際の作品がカラーチャートと共に載っているので、色が選びやすい!
1冊持っていると、困ったときに役に立ちます。

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    オススメ書籍!PicUp!  【【カラーイメージスケール】】
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デザインをしていて「色」を選ぶときには、
「和風の色」とか「モダンな色」といったイメージで選ぶことが多いですよね。

そこで、そのようなイメージキーワードで索引をひくことができるのが、コレ!
逆引きで「イメージ」から「色」が選べるので、大変重宝しますよ。

わたしの持っている【カラーイメージスケール】は使いすぎて、
もうページが何枚かはずれてしまっています。

周りのデザイナーも、なにげにみんな持っているという、
隠れたバイブル的な存在の色彩本です。 

色で悩んだ経験のある方、これで悩み解消です!

この記事は、本サイト発行のメルマガ「デザインパワー」をもとに編集してあります。
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今一番売れてる配色・カラー本