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スペース&エレメントで簡単レイアウト

「デザインパワー」003 魔法のレイアウト術-1


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今回のテーマは「レイアウト」です。

スペース&エレメント

「レイアウト」っていうとなんだか難しく聞こえますが、
要は「ならべ方」のことです。

報告書、チラシ、ポスター、ホームページ、etc
デザインするものは何であろうと、まず決まった「スペース(空間)」があり、
その中に文字や図形、写真などの「エレメント(要素)」をならべます。

この「スペース」と「エレメント」の関係を整えてあげるのが「レイアウト」
の作業です。

あなたが何かをデザインするときには、この「スペース」と「エレメント」と
いう意識を持つだけでも、いろいろなレイアウトが出てきます。

まず、どんな「スペース」にしたいのか?
真っ白なスペース、丸いスペース、大きな写真をスペースに、ロゴのスカシが
入ったスペース、グラデーションのスペース。。。

次に「エレメント」は、どう入れるのか?
文字を丸いスペースの中に、写真を並べてあいた空間に文字を、グラデーション
のスペースに白抜き文字、真っ白なスペースに印象的なキャッチを短く。。。

どうですか?「スペース」と「エレメント」というように、
意識的にデザインの要素を分けることで、レイアウトアイデアの数は
「スペースの数」×「エレメントの数」となり、何倍にも増えます。
それだけデザインの幅が広がるのです。

参考にすべきレイアウトデザインは、どこにでも転がっています。
雑誌の広告、電車の中吊り、コンビニのPOP。。。
それらを意識して見るか否かで、少しずつ見えてくる世界が変わるのです。

Gの法則 

先日、車で移動中に渋滞にはまってしまい、何気なく外の街並みを見ていたら
あるビルに目がいきました。

何か違和感を覚え、よく観察してみると、入り口の軒の部分にビルの名前が
入っていたのですが、レイアウトがおかしいのです。

軒の部分で高さ40cm位のところに、高さ25cm程度の文字が入っていました。
それが、なんだかしっくりこないのです。

よく見ると、文字が中心よりわずかに上にずれているように見えるんです。
職業柄、細かな部分が気になるのですが、誰が見ても明らかにそう見えました。

実際、助手席に座っていた友人にも見てもらいましたが、やはり
「ちょっとおかしいね。」「自分がオーナーだったら直してもらうな。」
との答え。

実は、文字などを比較的狭いスペースにレイアウトするときは、
実際の中心にそろえてレイアウトするよりも、若干下げてレイアウトすると、
違和感無く、落ち着くレイアウトになるんです。

逆に言うと、正直に中心に置いたのでは不安定なレイアウトになってしまう
ということです。

なぜか???
私たちの住んでいるこの地球には、常に重力(Gravity)が働いています。
つまり、放っておくと何でも下に落ちる世界です。

普段見慣れている風景が、地べたと離れられない世界ですから、
レイアウトされたものでも、重力を感じるものに馴染みを感じるのだ。
と私は解釈しています。

これを私は「Gの法則」と呼んでいます。勝手に!(笑)
実際、優れた絵画の中には、これらを意識した平面構成のものが多いのです。

あなたの身の回りのものを観察してみてください。
中心にレイアウトしてあるように見えるものでも、計ってみるとわずかに
下にずらしてあるものが発見できるはずです。

今回のデザインパワーは、

・「スペース」と「エレメント」を意識しろ!
・「Gの法則」を忘れるな!

でした。

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この記事は、本サイト発行のメルマガ「デザインパワー」をもとに編集してあります。
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