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オズボーンのチェックリストでアイデア続出

「デザインパワー」011 極楽アイデア発想法-4


書き留めよう!
アイデアはあなたに毎日生まれている!
そして忘れているから。

あなたにも、デザインのパワーを活用してもらいたい!

このメルマガは、すべての読者にデザインパワーを「少ない労力で」「楽に」
そして「お得に」実践してもらう事を目標にお届けしてます。

◇1.アイデア
◇2.レイアウト
◇3.フォント
◇4.カラー
の4つのテーマからランダムに超得情報をお届けしているこのメルマガ。

今回のテーマは「アイデア」。

何かを企画したり、デザインするときって「アイデア出し」しますよね。

これは、とりあえずガンガン出すだけ出して、使えるものをピックアップ
していきましょ。っていうやり方です。

そんなときはまず「量」が必要!
「量」が「質」を生み出します。

半ば強制的にむりむりアイデアの「量」を生み出すのに使えるのが、、、
「オズボーンのチェックリスト」です。

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いや〜。煮詰まりました。

久々にアイデアが出ない。とほほ。。。

あるショップのウィンドウデザインなんですが、なんかいまいち。
2案の内の1案が、ピンとくるデザインにならない。

もう一息なんだけど。
な〜んか良いアイデアはないかなぁ?

そうだ!「オズボーンのチェックリスト」を使ってみよう。。。ってことで、
まず「オズボーンのチェックリスト」は9つの項目からなります。

1.転用:そのままで新用途は?他への使い道は?他分野への適用は?

2.応用:似たものはないか?何かの真似は?

3.変更:意味、色、働き、音、匂い、様式、型を変えてみる

4.拡大:追加、時間を長く、頻度、強度、高さ、長さ、価値、材料を、、、

5.縮小:削除、時間を短く、減らす、小さく、低く、軽く、省略、分割、、、

6.代用:人を、物を、材料を、場所を、、、(2.変更と似てるかも)

7.置換:順序を、要素を、型を、配置を、因果を、、、

8.逆転:反転、上下左右を、順番を、役割を、、、

9.結合:合体、混ぜる、ブレンド、目的を、アイデアを、、、

の9つ。さっそく試してみました!

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1.転用:そーいえば、以前にガラス棚のワイヤー什器がきれいだったから
    アレをウィンドウ内の展示什器に使ってみよう!

2.応用:展示商品のPOPデザインが、なかなかイケてるのでデザイン
    イメージを踏襲してガラス面グラフィックに応用してと、

3.変更:この入口のウィンドウ面は訴求力が弱よわだな。
    ドン!とショップ名を出して、ウェルカム感のあるものに変更!

4.拡大:ショップのシンボルグラフィックがあるけど、なんかチマチマして
    古くさいな。拡大して部分的にフレーミングで切り取って使ったら、
    カタチのおもしろさが出て、なかなか魅力的だな。

5.縮小:この展示スペースは見る人いないから小さくしよう。

6.代用:代わりにこのポスタースペースを大きく取って、、、

7.置換:このダミーポスターは色味的に置き換えた方が映えるな。

8.逆転:下に表示していた商品ロゴは上に持ってきた方が視認性がいいぞ。

9.結合:「どうかな?こんな感じで?」(仲間に見てもらう)
    「この什器なんかダサくない?こういうヤツどう?」(スケッチ)
    「おほっ。いいねぇ。それいただき!」(アイデアの結合)

できました!

まぁ、上に書いたほどすんなり行くわけではないですけど。

実際には、いろいろと紆余曲折しながらアイデア出し→採用orボツ
を繰り返しながら進むわけです。

それでも、チェックリストを拠り所にできるので心強い!

ひと通りアイデアを出し切るにはホント便利ですよ。
何はともあれ、試してみるのはタダですから!おためしあれ!


今回のデザインパワーは、

・「オズボーンのチェックリスト」があ〜るじゃないか!

でした。


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     ■■■ あなたはいつまで丸腰で仕事しますか? ■■■
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「考具」 加藤 昌治 著

ちょっとそこのあなた!(失礼)
考えるための「道具」持ってますか?

私はこの書籍に出会って、またいくつか仕入れましたぞ。

丸腰では仕事できないもんね。

アイデア本の中では、久々のマイヒット本です。
amazon.co.jpなら送料無料。

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オススメ関連書籍!PicUp!  【【アイデアのつくり方 】】
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冒頭にも書いたように、「アイデア」って抽象的で本質がつかみにくい。

そのせいか、本当に役立つアイデア本って、実はなかなか無いんですよね。

この「アイデアのつくり方」は、そんな「アイデア」の本質をズバッと
斬り込んで、むきむきっと剥いて見せてくれる。
まさに、目から鱗が落ちるとはこのこと。

次の紹介する「アイデアのヒント」が実践書とすれば、
この本は、基礎原理を知る教科書と言ったところでしょうか?

私にとっては、現在のアイデア創出スタイルの元となったバイブルです。
「アイデア」を必要とする全ての人に読んでもらいたい!

通常のハードカバー本よりひとまわり小さくて、めっちゃ薄いので、
手に取ったときは、「これが?ホントにこれ?」って思います。

早い人なら30分もあれば読めちゃうかも。

でも、「アイデア」の本質を語るのに、必要十分で無駄のない文章には
さすがに多くの人に読まれるだけのものがあります。

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オススメ書籍!PicUp!  【【アイデアのヒント 】】
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「アイデアのつくり方」で目から鱗を落としたら、次は、早速実践でしょう!

原理が分かっていると、実践も楽にいくものです。

この本には、「アイデア」を出すための実践的方法がぎっしり!

この本に書いてある通りにやっていけば、今までの何倍かのアイデアが
軽く出てくるはずです。

○ 即効性のある、アイデア出しの視点。
○ 持続性のある、アイデア創出体質になるための心構え。

両方の事項についてかかれているので、何度も読み返しながら、
体にしみ込ませれば、短期間にアイデアマン(ふるっ!)
になっているはず。

こちらも是非読んでおきたい1冊です。

この記事は、本サイト発行のメルマガ「デザインパワー」をもとに編集してあります。
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今一番売れてるアイデア本



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